2022/02/09 10:12

山から出した木は、大量に水分を含んでいるため、そのまま活用されることはほとんどありません。
板や柱、あるいは丸太のまま使う場合でも、一定期間乾燥させる必要があります。

通常、市場で出回っている木材のほとんどは「人工乾燥」といって、
高温の乾燥炉に入れて短期間で強制的に乾燥させているため
水分とともに木特有の香りや防腐・防虫作用を持つ油分も、一緒に飛んでしまうという欠点があります。
(その代わり、乾燥が早い、計画的に乾燥できる、カラカラになるので反りやくるいが少ないというメリットがあります)


それに対し、「天然乾燥」は太陽の力でじっくりゆっくり、水分のみを飛ばす、昔ながらの手法です。
これは時間も手間もかかるため、今ではほとんど採用されていません。
天然乾燥の良さは、なんといっても、木の香り。
それから、防腐・防虫作用のある油分を含んでいるため、独特のツヤがあって見た目も美しく、
余分な人口塗料を塗る必要がありません。

檜原村では、村の93%の森林資源を活かすべく、林業会社や製材所、加工業者、販売業者などが集結して
「檜原村木材産業協同組合」を作りました。
私たち東京チェンソーズは山から出した木を、同組合が運営する天然乾燥施設の一画をお借りし、
じっくりゆっくり、太陽の力を借りて乾燥しています。


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